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■ スクエアクラフトは、信州・安曇野にあります

安曇野、松本のランドマークとして、みなに愛される秀峰、
北アルプスの常念岳(じょうねんだけ)。
そのふもとに「スクエア クラフト ファクトリー」はあります。

信州・安曇野は、山々に囲まれた盆地のなかに、
田園と市街地が共存し、
自然が、文化が、豊かに育まれている地域です。

そんな安曇野の、田園のなかの小さな里。
ちょっと古いけど、広い倉庫。
わたくし川原カズキが、日々働いている場所です。

窓からは、常念岳の峰を眺めることができます。

ここ安曇野に暮らすようになって、
四季の移ろいをリアルに感じるようになりました。

峰々の雪、山腹の緑、雲の形、近所の田畑の作物、
鳥や虫たちの鳴き声、路傍の草花…。
そんな、心動かす風景が、そこここに広がっています。

山麓の別荘地には、小粋なカフェが。
ちょっとクルマで出かければ、おいしい蕎麦屋さんが。
カジュアルで洒落たレストランもあります。

ひとを惹きつける魅力が、安曇野にはあります。
だから、多くのクラフトマンが活動しています。
わたしも、そのうちのひとりです。

スクエアクラフトファクトリーの名のとおり、四角い建物です
工房の屋根から撮った北アルプス、常念岳です。標高は2857m。この峰の向こうは穂高岳や槍ヶ岳があります。標高1300mの林道の終点に、登山口があって、1泊2日の行程。健脚自慢なら日帰りで登れます
近所のそば畑。安曇野では8月下旬から9月上旬が見ごろです
6月下旬の麦畑。まさしく麦秋。松本盆地では麦畑をたくさん見かけます

■ スクエアクラフトは「工場的な工房」なのです

スクエア クラフト ファクトリーは、
個人でやっている木工芸の工房です。

なので、たくさんの数をこなして、
たくさん売ることはできません。

だからといって『こぢんまりとやればいい』
と思ってるわけではありません 。

「工房」というと、

職人さんが、お客様の細かな注文を聞いて、
ひとつひとつ、世界にひとつしかないものを作る

そんなイメージがあるかと思います。
そういうやりかた、できるでしょうし、
憧れることもあります。

それでも……。スクエアクラフトは。
グローバルに、広く、愛されるものを作りたい。

作れる数が、多くはなくても。
いろんなところに住む、まだお会いしていない方々に、
広くあまねく、見てもらいたい、使っていただきたい。
大きな視野を持って、やっていきたい。

便宜的に「工房」と呼んではいますが。
実質的には。目指すところは。
「小さな工房」を意味する「アトリエ」や「スタジオ」
というよりも、
「大きな工場」を意味する「ファクトリー」がふさわしい。

だから、
「スクエア クラフト “ファクトリー”」という名の
「“工場” 的な木工芸工房 」なのです。


縁あって。
むかしからあった広い倉庫が、わたしの空間になりました。

その倉庫の空間を、まさしく工場にするために。
自分の相棒となる、木工機械をさがしました。

各地の木工機械会社へ出向き、
信頼性の高いものを厳密にセレクトし、
自ら運搬・搬入したり、設置をしてもらいました。

その機械たちのための電力を確保するため、
電気工事を施してもらいました。

機械の予算が足りないなら、
自作で用意したり、中古品を修理したりもしました。


そして、2010年の夏。
スクエア クラフト ファクトリーはスタートしました。

がらんどうの倉庫からスタートしました
木工機械の搬入。写真ははるばる静岡からやってきた鈴木機械さんです
ハイパワーの木工機械の電力をまかなうための電気工事。電柱から新しい電線を張りました。トーエネックさん、暑いなか、ご苦労様でした
2010年の夏、いよいよスクエアクラフトがスタートしました!
バンドソーの刃口板の調整。木工機械は使い手が世話を焼いてやる部分が多い。面倒と思うか? 楽しいと思うか? それは本人しだいです
もちろん、材料がなくちゃ始まらない。その都度、買いつけて、寝かしています。木は切ってすぐ使えるわけでない。年単位の時間が必要です
木材を乾燥させる装置です。中古でもけっこう値段が高くて、手が出ない。それに大きすぎて、電気代がかかりすぎるし…。だから、がんばって自作しました

■ 誠実に 丁寧に 仕事しています

スクエアクラフトのプロダクトは、
木材を必要な長さ、厚さにカットするところから、
組み立て、そして、塗装にワックスがけまで、
ひとつひとつの工程を、丁寧に行なっています。

ものづくりにおいて。
「10cmを、10cmに切る」
「5mmを、5mmまで削る」
「90度を、90度で組み立てる」
こういったことは、簡単なようで、じつは難しい。

とくに、小さな木のプロダクトは、
こういったことを大切にする必要があります。
少しのくるいや、わずかなゆがみで、
開かなかったり、閉まらなかったり、見栄えがわるくなったり。
建築や家具より、精度にシビアでなければなりません。

だから、仕事に対して誠実に。
「0.1mmもおろそかにしない」
いつも心がけて、製作にあたっています。


精度の高い加工、丁寧な仕上げ。
『ここは』と思うところは、手仕事で。

「モノの魅力はディテールに宿る」

これを実感しているから、妥協はしません。

こうしてつくられた、スクエアクラフトのプロダクト。
お客様から高い評価をいただいております。
それが、日々の活力となり、
そして、つぎのプロダクトへの創作意欲につながります。

精神を集中させて、材料の加工中。たとえば、バターケースでも、組み立てるまえに、たくさんの工程を必要とします
とにかく、精度が大切。スコヤ(直角測定定規)で確認中。小さな木工品では、これを怠ってはイケナイ。これも、れっきとした一工程です
木工機械だけでなく、手仕事も組み合わせます。カンナでバターケースのフタの形を決めているところ。手早く、かつ慎重に作業を進めます
塗装やワックスがけも大切です。この作業の良しあしが、プロダクトの寿命を決めるといってもいいでしょう

■ 設計・デザインも webサイトも 自らトータルで

スクエアクラフトは、商品の製作だけでなく、
プロダクトのデザインと設計も、
わたくし川原カズキが、手がけています。

木のクラフトのデザインと設計。

木でできたもの、クラフトは、
おしなべて “懐古” や “スロー” というところに
落ち着きどころを求める傾向にあります。

であるからといって「進化してはいけない」わけでもない。
ウォークマンが ipodになったように、
「美しく、便利に、進化する」こともあります。

世のなかにあるものすべてが、
「これでよし。完璧で、究極で、最終形だ」
ということも、決して、ない。
そう思う心を、いつも持っていたいものです。


こうして作られる、スクエアクラフトのプロダクト。

そのアイディアを。そしてデザインが意味するところを。
トータルのコンセプトとして、知っていただけたら……。

だから、スクエアクラフトの活動は、
インターネット上のwebサイトを中心に、展開しています。

「大きな空に、窓を開く」
そんなイメージで、仕事をしたいから。

つたないながらも、すべて自ら写真を撮り、文章を書き、
webサイトを独自にデザイン、構築しています。

販売も、独自のwebショップを立ち上げ、運営しています。
プロダクトができ上がれば、
作り手みずから、商品紹介ページを編集し、
そのつど、購入を希望される方を募りまして、
お買い上げにまつわるやり取り、
そして、梱包、発送にいたるまで、
最後まで、責任をもって、行なっています。


こうして。
こういうことを、日々繰り返してます。
忙しくも、おだやかに過ごしています。


そして。
スクエアクラフトは、まだまだ発展途上の最中。
今後の活動と展開に、どうぞご期待ください。
「生みの苦しみ」といってもいい、アイディアとデザインのスケッチの数々。夢に出てくることも、ままあります
設計図をもとに、製作を行ないます
プロダクトの設計とデザイン。webページの作成。オンラインショップでのお取引きのやりとり。パソコンはなくてはならないツールです
窓を開くのです!
  



〒399-8211
長野県安曇野市堀金烏川1732-1


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折り返し、電話番号をお知らせいたします。

※セールス電話の対応に苦慮しております。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

店舗営業はしておりません
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