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real butter case スクエアクラフトのリアル バターケース

ケースをフタの上にのせると バターがポップアップする
ポップアップで 朝が変わる!

バターのための  バターを使う人のための バターケース

― リアル バターケース 開発コンセプト ―

 
 
 
       
 

1 * バターケースについて、お伺いします


深底で、薄いフタが載っているものが好きですか?
それとも、
お皿のような本体に、厚いフタが載っているものが好きですか?

好みがある方も、どちらか…よくわからない方も、読んでいただきたいです。

深底のものは、冷蔵庫から取り出して「持ち運びしやすい」
しかし、バターを垂直に切ったり、最後まで削るには不便です。

皿型のものは、バターのかたまりを「切りやすく、削りやすい」
しかし、持ち運ぶには適しておらず、冷蔵庫への出し入れに難渋します。

「持ち運びしやすい」かつ「切りやすく、削りやすい」
あい反するファクターを両立させるため、形状と機構を考えつづけました。
その結果が、スクエアクラフトファクトリーの
オリジナル・アイディア「ポップアップ機構」です。

深底で持ちやすい。
フタを開けて、裏返して、そこに本体を載せる。
底板が上がって、バターが切りやすい、使いやすい。

いま使っているバターケースに不便さを感じている方にも、
ぜひ使っていただきたいプロダクトです。

  article index
▼クリックで記事内を移動します
1. バターケースについて、お伺いします
2. なぜ、木でバターケースを作るのか?
3. 木だからいいことづくめ、とはいかない
4. 木の利点を生かしつつ、欠点を克服する
5. バターナイフについて
6. 「機能がないこと」も「機能」である
7. 3年間の構想と試作の結実
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本文中の⇒と対応しています
⇒深底か?皿型か?持ち運びを考慮に入れなければ、皿型のほうが機能的です。しかし形としては、深底のほうが好き。持ちやすいということもある。そのへんのジレンマが、バターケースのことを考える発端でもあったりします。

⇒「ポップアップ機構」にたどり着くまでに、たくさんのアイディアがでました。スライドさせたり、ひねったり、ねじったり? 実際、夢にも出てきました。喫茶店でふと思いついて、イメージで両手を動かしていたら、店の女の子に、けげんな顔をされたこともあります。


 

2 * なぜ、木でバターケースを作るのか?


お店や通販、オンラインショップでは、
陶器・磁器や、琺瑯、ガラス製のバターケースが数多く売られています。
安価という観点からは、プラスチックのものが勝っているでしょう。

それでも、木で作りたかった。
もちろん、自身が木のクラフトを作っているというのもありますが。
理想のバターケースは、やはり木製。木のバターケースなのです。

木のバターケースの利点とは。
すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが。
冷蔵庫で保存しても「バターが硬くなりすぎない」
いま、商品を実際に使ってみての所見として、結果は良好。
冷蔵庫の冷気を遮断する効果があるのでしょう。
以前使っていた、ガラス+陶器のものよりも、
削りやすさ、切りやすさを実感しています。

バターを快適に切れる、削れる。
木のバターケース、おすすめです。
手前味噌ではなくて。
他社のものでもよいので、木製をおすすめします。




⇒「バターケース butter case」という単語は、和製英語らしいです。英語では「バターディッシュ butter dish」と呼びます。これについては11/01/16の安曇野クラフト日記「バターケースの衝撃!」で書いていますので、よろしければお読みください。




⇒バターが硬くなりすぎない理由については、温度もありますが、水分もあるようです。バターの水分量は一般的なもので17%とのこと。で、その水分を保つということは、ケースの内の湿度が高くなります。その一方で冷蔵庫のなかはカラカラに乾いてます。この、内と外の湿度差が、木の製品にとってはシビアな環境なんです。それを考慮して組みかたを考えました。これについては10/12/26の安曇野クラフト日記「その軌跡は すでに楽しい記憶」で、すこし触れています。後日、技術解説的にやさしく、くわしく書いてみたいと思っています。
 
 

3 * 木だからいいことづくめ、とはいかない


利点もあれば、欠点もあります。
清潔さという点でガラスや金属、陶器、プラスチックに劣ることです。

どうして、バターの衛生面にこだわるのか?
webで「バター カビ」と検索してみましょう。
たくさんの検索結果が表示されます。
とくに、食塩不使用の無塩バターに多く見受けられるようです。

こう言っては、自分の首をしめてしまうのですが…。
木製の調理器具、食器、カトラリーは、清潔に保つには手間がかかる…。

たとえば飲食店では、保健所から木のまな板を使わないよう指導されます。
使ったら、よく洗って乾燥させれば問題ないのですが、規則は規則。
湿気を含んだ状態では、菌が繁殖し、
食中毒の温床となる、というのが理由だそうです。

だからといって、木のメリットを見捨てていいのか?
木でも、できるだけ清潔に保存できるバターケースは作れないのか…?


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⇒バターは無塩バターを使っています。お菓子を作るには無塩ということもあって。むかしは無塩バターを探すのさえ苦労しました。いろんなメーカーのものがありますが、飲食業でのスタンダードは「よつ葉バター」ですかね。乳漿分という雑味が少ないそうで。こだわりのブランドもありますが、コストと品質を考えるとコレでしょう。

⇒むかし、調理師だったので、その知識の受け売りなのですが。保健所が木のまな板を見つけたら、即刻、廃棄を命じられるらしい。なので、来たらそそくさ隠して…なんてハナシを聞いたことがあります。機能的には、やっぱり木なのです。たくさん切っても疲れない。とくに中国料理。大きな包丁を振りおろしてバッサリ切るときは、木のほうが衝撃を吸収してくれるのでよい、というわけです。
         
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スクエアクラフトのバターケースには、ステンレスの底板が標準装備されています。

『木の上に直接バターを置くのって……』
そう思っている方、たくさん、いらっしゃいます。

ステンレスの上にバターを置くから、安心。
スクエアクラフトのバターケースのセールスポイントであり、
当工房のバター入れを、ご支持いただいている理由でもあります。

そして、バターナイフについても。

くわしくは、つぎのページで。

最後まで、お読みいただければ、幸いです。


 

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パティ450バターケース
パティ450バターケース


スクエアクラフトファクトリーの「pattie450」は
カルピスバターや発酵バター、低水分バターなど、
450gサイズの業務用バター、ポンドバターのために
デザインされた、木製のバターケースです。

ボトムに配されたアーチで、容器がワン・ハンドで持てる。
皿型のバターケースは「持ちにくい」
という難点を解決してくれます。

皿型だから、バターがナイフで切りやすい。
削って使っても、深底のバター容器のように、
薄くなると削りにくくなる、なんてことはありません。

“バターケースの未来形”をコンセプトに、
多様多彩な曲線、曲面を有機的に組み合わせたフォルム。

日々の朝食、パンづくり、休日のお菓子づくりに、
「pattie450」がすてきなシーンを加えてくれるでしょう。





パティ450バターケース

 

くわしい「パティ450バターケース」の商品説明は
こちらをごらんください ≫


「パティ450バターケース」の開発ストーリーも
ぜひ、ごらんください ≫




 

 
  パティ・シリーズに200g用のコンパクトサイズ登場  

パティ・スタンダード・バターケース


パティ・スタンダード バターケース
  「パティ・スタンダード」は、
スーパーなどで市販されている200gサイズや、
エシレ・バターなど、欧米からの輸入バター
250gサイズを保存するための木のバターケース。

「パティ450」と同じデザイン・コンセプトで、
サイズをコンパクトにしました。

パティ450より、高さを抑えて、長さを短くしました。
曲線はつよめにして、より、丸みを持たせて。
ちょっと、かわいらしいテイストです。

容器を持ちやすい、底部のアーチ構造、
18-8ステンレスの底板、密閉性の確保など、
便利さ、性能は、パティ450と変わりはありません。

「普段づかいのバターを、特別なバター入れに」
日々の食卓の上に、お好きなパンのそばに、
いつも置いていただきたい、という気持ちで作りました。

pattie standardの商品説明へ ≫
 
パティ・スタンダード・バターケース

 

  

 
  バターをカンペキに保存します  
true butter case
トゥルー バターケース
  トゥルー バターケース

 トゥルーバターケースの商品説明をみる ≫

 

バターが冷蔵庫の空気で酸化しないよう、
密閉できる木のバターケース。

大切なバターを清潔に、フレッシュにキープ。
価格もリーズナブルでお求めやすいようにしました。

こちらのバターケースには、
200gのバターが入ります。
 
  

 
                                       
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